泣ける歌

以前にテレビで「泣ける歌」という番組がありました。そこで、衰えていく親から面倒を見てくれる子供への歌ということで、年老いた親が子供みたいに変わっていく姿を、自分が子供だった時と比べて考えてみてほしい、わかってほしい、という内容の歌が歌われていました。私もどうやら人の子らしくて、感動しましたが、じゃあ、年老いた親を引き取って面倒を見ているのかといえば、そんなことはない、ほったらかしです。じゃあ、これからそういう風にしようとするのか、といえば、しないと思います。

じゃあ何に感動していたのか、と考えれば、気がつきました。感動的な歌に感動できる自分に感動しているのです。だから、その時だけのことになってしまう。ずるい。自分に酔っている。泣いている自分がかわいい、いい人だ、ということが心の奥底にあるはず。

そうしたいけどできない、という、できない理由はいっぱい言うことができます。でもそれはずるい。できるようにするためにどうするか、を考えていないし、やるつもりもない。

泣くのはやめました。これを泣く権利のある人は、実行している人だけです。

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