兄の死<自死遺族>その8

兄は常にいらいらしていました。メジャートランキライザーを飲んでいた副作用なのか、

飲まないために、病気が進行していたのかは、正確には分かりませんが、

おそらくは後者だったように思います。

木刀を持ち歩いていた兄は、団地の中の細い道を徐行してした、通りすがりの車の

ボンネットを、その木刀で叩きました。

当然、110番で警察が呼ばれ、兄は逮捕されました。


被害者の方には、私から電話を入れて、お詫びをし、被害届を取り下げていただけるようにお願いしました。弁償をしてお金で解決をしたのですが、兄は2週間ほど警察の留置所暮らしをしました。

警察から、釈放の日時の連絡があり、それにあわせて保健所の人に来ていただいて、
そのまま精神科の隔離病棟へ入れることになりました。

はじめの医師の診察で、兄が話した幻聴の内容は、以前、このブログにも書いたように、
「おまえは殺人者グループの仲間だから、死刑にならなければならない」などといった内容でした。

統合失調症の典型的な症状です。

こんな流れで兄は病院へ入院、両親は老人ホームへ行くと言うことになって、
家族はばらばらになりました。


次回は、病院での兄の様子について書きたいと思います。

                                            小倉   心の相談 in BASE

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