若い人にひろがる新型うつ


新型うつ病とは、

・若者を中心に増加している
・言葉は、マスコミの造語
・学術的には確立していない
・日本独自

なのだそうです。

新型うつの特徴は、

・症状は軽い
・抑うつ気分は普通の感覚に近い
・よいことがあると、パッと元気になったりする
・何に悩んで落ち込んでいるのか、周囲がきいて理解できる

のだそうで、これまでのうつ病が

感情がなくなったような落ち込み方で、
ちょっとしたことでは変化がなくて
なぜそこまで沈んでしまうのか、話を聞いても周囲は理解できない

であったのに対して、対照的です。

また、次のようなこともある。

・学校、会社には行けない
・けれど趣味はできる
・資格取得やトレーニングも平気な場合がある
・どうでもいいと投げやり


うつの場合、仕事もいけなければ、趣味にも興味を無くし、
まじめなので、どうしようとより悩むところが違います。

さらに

・不安やイライラから、衝動的に自殺をしようとする
・自分が悪いんだという気持ちがなくて(自責感がない)
・どうせぼくが悪いんでしょとひねくれる(自虐的)
・自分からうつ病じゃないかと考えて、病院へもさっさと行く
・「自分はうつ病だから」とすぐ言う

と言うことです。

講師の精神科医の先生から見ると、

・原因がなく、
・治療・投薬を必要としない、
・本人が頑張れば治ることから、

病気とは言えない。

その一方で

・単なる甘えやサボりではない
・説教すれば治ると言うこともない
・対応は必要な状態である

ともおっしゃいました。


そもそも病気とは、医師らががんばって治すもので
患者は治療を受ければよく、特別の努力を必要としない。

ところが、新型うつでは、医師によって治すものではあっても
治療すべき機能障害がないので薬も効かないし、
本人がある程度、努力をすると回復することから、

「病気ではない」と考えざるをえないのだとか。

治療は

・薬は効かない
・カウンセリングなどの精神療法
・上手にほめる、上手に励ます

ということでした。


うつ病とは、正反対のことが非常に多くあるようです。


上記は、京都市こころの健康増進センター主催の
「思春期・青年期のこころの健康について考える講演会
     若者に広がる新しいうつ病
     ~治療とカウンセリングの現場から~   」
に参加して聞いてきたものを配付資料を参考に書いたものです。
2月5日(水)開催でした。


心の相談室  小倉

この記事へのコメント

2014年02月19日 09:36
szk777さま
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