兄の死<自死遺族>その6

精神障害者支援施設の事務としてつとめていた兄は、結局は、所長をそれが合わなくなり、おそらくその原因が、統合失調症の悪化であったろうと思います。

仕事を辞めた兄は、何とか生きていくために、郵便局などでアルバイトを始めました。それほど収入があるわけでもないので、手に職をつけると言うことで、自動車の2種免許やフォークリフトの資格を取り始めました。

でも、資格を取りに、教習所へ通い始めると、また今度も、「親と教習所が裏で通じて、自分に免許を取らせないようにしている」、などの被害妄想を抱くようになりました。

そんなことを親がするとは思えないのですが、本人はそうだと思い込んでいました。そのため,家から近い教習所ではなくて、遠方の教習所へ通ってみたりと、自分なりの「防衛策」を取っていたようです。

もうその頃の兄にとっては、世の中全部が敵であるかのようでした。

免許は無事取ることができましたが、それに見合う仕事はありませんでした。


そんな頃から、兄の父親に対するドメスティックバイオレンスが始まります。

次回は、DVの様子とその顛末について書きたいと思います。

                                            小倉   心の相談 in BASE

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