妄想性障害

統合失調症でも、妄想はありますが、統合失調症の妄想は、ちょっとあり得ないような妄想が多いと思います。

私の兄は、自分は織田信長の直系の子孫であり、かつ、藤原鎌足の直系の子孫だ、と言っていました。どのように論理的に説明して、否定しようと、納得はしませんでしたし、まあ、
本人がそれで良いのであれば、実害はないので、へえ、そうなんだ、と、いつも聞いていました。
巨額の資産がどこかに隠されているとも言っていました。

確かに、「小倉家」は、藤原から出ているようで、私の知らない小倉の本家は、大きなおうちだそうですし、また、我が家の家紋は、「丸に檜扇」という珍しくて、公家にふさわしいものではあります。
でも、我が家は藤原の「直系」ではありませんし、「織田家」とは、何の関係もありません。
そして、我が家は貧乏です。

妄想性障害の人は、このような突拍子もない妄想は抱かないそうで、ちょっと聞いただけでは病的かどうかわかりにくい妄想を抱くのだそうです。

以下に分類を示します。

色情型:自分が他者から愛されているという妄想を抱く。自分中心的な愛情や
     心のよりどころを求める。社会的地位の高い人が対象になったり
     見知らぬ人を対象にしたりする。電話、手紙、訪問、監視などをすること
     から、ストーカーになってしまうこともある。

誇大型:自分はすばらしい能力を持つ、偉大な功績を残した、など
     自分はすばらしいという誇大妄想を持つ。

嫉妬型:つれあいが不倫をしている、浮気をされている、嫉妬を抱く。
     証拠はないのに、こじつけて嫉妬する。阻止する行動に出ることがある。

被害型:だまされている、陥れられている、見張られている、嫌がらせされている
     など、被害妄想を持つ。裁判沙汰になったり、
     暴力沙汰になることがある。

身体型:からだの機能や知覚に異常があるという妄想を持つ。臭うのではないか、
     顔が変なのではないか、病気にかかっているのではないか、など、
     自分はどこかがおかしいと妄想する。

このように、普通の人にもありそうな妄想をだくそうですが、これが継続的で、
日常生活に支障が出るようになると、病的だと考えざるを得ません。
大きな問題になったり、犯罪につながる可能性もあり、
カウンセリング以前に、病院での治療が必要だと言えます。

                                     小倉   心の相談 in BASE

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